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メモリ (メモリー) |
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メモリ(メモリー)は、動作の快適性(反応の速さ) や パソコンの安定性 に影響を及ぼす部品です。簡単に言うと、「パソコンがスムーズに動作する(待ち時間が少ない)」とか、「フリーズ(画面が固まってしまうこと)しない
or する」といった部分に影響するパーツになります。容量が大きければ大きいほど、スムーズ&滑らかに動作します。
メモリは「CPUが情報処理をする際にデータを一時的に貯めておく場所」になるので、メモリの容量を増やせばその分だけアクセスできるデータ容量が増え、より快適にパソコンを動かすことができます(効率的に作業を進められます)。
メモリの容量(サイズ)は、「OSのバージョン」や「パソコンの用途」などによって決定するのが一般的です。以下に「各容量 (MB) ごとのコメント」を記載しましたので、ご参考になさってみてください。
メモリの単位は、MB(メガバイト)とGB(ギガバイト)です。1,024メガバイト=1ギガバイトとなります。また、2,048MB=2GB、512MB=0.5GBとなります。 |
OS(オペレーティングシステム)のエディションが「Windows Vista - Home Basic(ホーム・ベーシック)」 や旧バージョンの「Windows XP」 を選択されるなら、メモリは 512MB でも構いません。両エディションとも、メモリの容量をあまり必要としないOSですので、512MB程度でもさほど問題ありません。
なお、512MBのメモリを選択する際は、1枚のメモリで「512MB」となっているもの(シングルチャネル)ではなく、2枚組み(デュアルチャネル)で
512MB を構成するもの、つまり 「256MB×2枚組=512MB」 を選びましょう(※)。そのほうが処理速度は速くなります。 |
「Windows Vista - Home Premium(ホーム・プレミアム)」のOSを選択されるなら、最低でも 1,024MB (1GB) 以上のメモリを選びましょう。ホーム・プレミアムはメモリ容量を多く使用するため、1,024MB (1GB) 以上のメモリを必要とします。ご注意ください。
また、ホーム・ベーシックやXPのOSであっても、動画編集や3Dゲームなどの目的で使用されることが多い場合には、1,024MB (1GB) 以上のメモリを設置した方が無難です。
なお、1GB (1,024MB) のメモリを選択する際は、1枚のメモリで「1GB」となっているもの(シングルチャネル)ではなく、2枚組み(デュアルチャネル)で
1GB を構成するもの、つまり 「512MB×2枚組=1,024MB (1GB) 」 を選びましょう(※)。そのほうが処理速度は速くなります。 |
Windows Vista の「Home Premium」、「Business」、「Ultimate」のOSを選択されるされる場合で、なおかつ使用目的が「動画編集、3Dゲーム、CAD/3DCG作成、音楽編集」などの場合は、この 2,048MB (2GB) 以上のメモリを選択されることをオススメします。
また、動画編集をはじめとする各種の複数作業を同時&日常的に行うことが多い方(いわゆる「ながら作業」)も、この2,048MB (2GB)のメモリを選択しておいたほうがベターです。
最近は、4GB (2GB×2) のメモリも登場していますので、ハイスペックPCをご希望の方などは必要に応じてバージョンアップしてみるのもいいかもしれません。
なお、2GB (2,048MB) のメモリを選択する際は、1枚のメモリで「2GB」となっているもの(シングルチャネル)ではなく、2枚組み(デュアルチャネル)で
2GB を構成するもの、つまり 「1GB×2枚組=2GB 」 を選びましょう(※)。そのほうが処理速度は速くなります。 |
(※) デュアルチャネルを利用するためには、マザーボードやメモリースロット(メモリの挿入口)が デュアルチャネルに対応しており、また使用する2枚のメモリの容量や転送速度が全く同じである必要があります。購入検討中のパソコンがデュアルチャネルに対応している場合には、各パソコンメーカーのカスタマイズのページ(メモリの項目)で「デュアルチャネルの選択」ができるようになっています。 |
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